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経営全般

美容室で開業するときは商圏を考えて物件を決めよう!

新店舗を出すのはいいけど、どこに出したらいいのかわからない・・・

なんて方も多いのではないでしょうか?出店場所を間違えると取り返しのつかないことになります。

そうならないためにも、基本的な商圏分析を知りましょう!
大きなポイントは
「ターゲットがどれだけいるか」
「強い競合はいるか/競合がどれだけいるか」
の2つです!

その上で、その商圏で闘うべきか判断していきましょう!!

どんなエリアに出店するべきか?

考えるべきはターゲットと競合の数

まずどこに出店するかを決める上で、考えないといけないことは、
「ターゲットがどれだけいるか」
「強い競合はいるか/競合がどれだけいるか」

の、2つです。

その上で、その商圏でやっていけるかを判断します。

一番いい条件は、「ターゲットは多いけれども、強い競合はいなく、数も少ない」という条件です。

そもそもターゲットが少ないところに出店するのはナンセンスですよね。
自分たちがやっていけるだけのお客さんがいない場所に出店するのは明らかに間違っています。

しかし、ターゲットが多くても、競合の数が多ければ一店舗あたりのお客さんの数は少なくなってしまいます。
なので競合の数も大事になってくるわけです。

さらに競合の強さも大事です。
競合の数が3つだとしても、どれもが強い競合の場合には圧倒的な差別化ができないかぎり、いいスタートを切るのは難しいと言えるでしょう。

お客さんが来ないと何もはじまらない!?まずは新規集客のノウハウから【サロン経営の方程式シリーズー導入編】

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ターゲット数の考え方

ターゲットを考えるには、まずはどんな人をターゲットするのかを考えないといけません。

学生の方なのか、ビジネスパーソンなのか。
年齢が若い人か、中年の方か、ご高齢の方か。
男性か、女性か。
どんな悩みを解決したいと思ってサロンに来るのか。
狙ってサロンに来るのか、立ち寄るかたちでサロンに来るのか。

など、”ペルソナ”といって、具体的なターゲットを考えていくことが大切です。
その上で、その人たちがどれだけいるのかをチェックしていきます。

商圏と判断する範囲は、その地域に住む人を対象にした例に出すと、
コンビニが徒歩か自転車などを手段として、およそ500mで3000人
スーパーマーケットが、徒歩/自転車/自動車などを手段として、およそ2〜5kmで1万人
と言われています。

地域の人を対象にする以外にも、表参道や渋谷などの人が集まる場所を商圏と考えられます。
その場合は、最寄りのメインとなる駅からの距離を考えるといいです。

その地域に住む世帯数や人数は、ネットで簡単に調べることができますし、駅の利用者数も同様にネット調べることができます。

さらにGoogleAdWordsというサービスを使えば、そのエリアで具体的な検索ワードがどれだけ検索されているのかを確認することも可能ではあるので、実践してみてもいいかもしれません。

競合の数の考え方

競合の数の考え方は、ターゲットの数の考え方よりも単純です。

一番手っ取り早いのは、その地域と業態でホットペッパービューティーで検索することです。

そうするとだいたいどれくらいの数のサロンがその地域にあるのかを確認することができます。

あとは、Googleなどで「〇〇がオススメな美容室 表参道」などで検索すれば、その強みをHPで押し出してるサロンを調べることできますね。

どうような流れでお客さんが来るのか?

考えるべきはターゲットの来店動機

ターゲットのお客さんの決めることや、その人たちがどれだけ商圏範囲にいるのか確かめる方法をお話ししました。

その上で、そのお客さんたちがどのように店舗に足を運んでくれるのかも考えないといけません。
いくらサービスがよくても、行きづらい場所にあったら大半のお客さんは来てくれませんからね。

そのまえにお客さんがお店に行く目的性と場所の関係をご説明します。
大きくは下の二種類に分かれます。

まだまだ効果的ですよ!看板とチラシで新規集客をするための方法【サロン経営の方程式シリーズー導入編】

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目的性の低い業態の導線の考え方

目的性が低いと言うのは、通りすがり来店が多い業態ということです。
この場合は、人通りが多い場所に出すと、来店率が上がる傾向にあります。

具体的には、QBハウスがいい例です。
QBハウスは髪を切るのにあまり時間をかけたくなくて、安く仕上げたい人がターゲットです。
ここをわざわざ検索したり、探したりして行く人はほとんどいないと言えると思います。

そのため、人通りが多い駅構内や、ショッピングモール内に多く出店されているのです。

目的性の高い業態の導線の考え方

逆に目的性が強い場合は、以外にも場所に左右されないというデータがあります。

そのお店を狙っていくので、かならずしも駅チカではなくても訪れてくれる人がいるのです。
そのかわり、そのお店だから行く!という明確な価値と差別化をしないといけません。

どんな店舗なら入りやすいか?

ターゲットが入りやすい

商圏やお客さんの導線がいいと判断できたら、その商圏のどこに出店するかが気になりますよね。

そうしたら、物件の状態や、その物件がどの建物に入っているのか、導線上に不都合なものはないかを確認していきます。

ターゲットの方がいて、いいサービスが提供できたとしてもそこが行きづらい物件だとしたら、集客が非常に難しくなってしまいます。

簡単に通うことができる

例えば、ベビーカーが必要な小さいお子さんをターゲットにしているのに、階段が多い空中階に店舗を構えるのはよくないですよね(商業施設などで、エレベーターやエスカレーターがある場所はその限りではないですが)。

ビジネスパーソンをターゲットとして、仕事の帰りに寄れるようにしたいのに、駅から遠く帰り道の途中にないのもマイナスポイントですよね。

ターゲットのお客さんがお店に来るときの目的だけなく、その背景やどうやってお店まで来るのかを想像することも非常に大切な要素となってきます。

気負いなく通うことができる

お店の物件だけでなく、そのまわりの環境も関係してくる場合があります。

たとえば、OLの方をターゲットにしているのに、周囲の建物が夜のお店ばかりだったりすると、なかなか行きづらい気持ちになりませんか?

仕事帰りに遅くでも立ち寄れるとうたっているのに、夜道はまっくらで危ない・・・なども考えなくてはいけません。

最終的には、商圏というマクロな視点と物件というミクロ視点だけでなく、それをとりまく環境にも配慮することが大切です。

まとめ

「人がたくさんいるし、他のお店もたくさん出しているし、ここなら安心!!」

というように、かんたんにいかないのが新規出店です。
お店は一度出したらなかなか帰ることはできません。

だからこそ、しっかりとデータを集め、それをもとに現場に足を運び、実際にターゲットとするお客さんの気持ちになって考えることが大切です。

大切なお客様を迎える、大切な店舗です。納得のいく場所を見つけていきましょう!!

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