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開業

美容室開業に必要な書類をまとめました

美容師さんの多くの方が自分サロンを開業することを目標に日々技術を磨いていることだと思います。
しかし美容師さんの中で開業の際に必要な書類や手続きを正しく理解できている方は少ないのではないのでしょうか?

必ず必要になってくることなのでこの記事を通して勉強していただければ嬉しいです。

保健所への申請、手続きの流れ

事前相談

保健所から万が一、改善命令が出た場合は美容院は従わなければなりません。
その場合もし工事を始めてしまっていた場合は追加費用などが発生してしまい取り返しがつかなくなってしまいます。
そんな最悪の状況を防ぐためにも事前に保健所に図面などを持っていき相談してから工事を始めることをオススメします。
また地域によって規定なども変わってくるため、事前に確認をとっておくことをオススメします。

開設届の提出

営業開始日の一週間前までに開設届を提出しなければなりません。
必要書類を事前に準備しておきましょう。書類提出と同時に開設検査手数料を納め、開設日を調節する流れになります。

開設検査

開設検査日時に保険所の職員による立ち入り調査が実施されます。
そこで本当に提出書類通りにサロンが完成しているか調査されます。

確認書発行

開設検査が終了し、無事条件を満たしていると判断された場合、確認書が発行されます。
連絡が届き次第、受領印を持って確認証を受け取りに行きましょう。

保健所への提出書類

開業の際に必要な書類をまとめて行きたいと思います

開設届

保健所にて入手できる書類です。開設者の住所、氏名、施設の名称、施設の所在地、開設予定日などを記入して提出するものです。

施設の構造資料

保健所にて入手できる書類です。事前相談の際に受け取ることをオススメします。建物の規模、セット面やシャンプー台の数、窓や照明の有無などを記入して提出します。

施設の平面図

内装工事業者より入手できる資料です。平面図に、保健所の職員や内装工事業者と設備設置箇所を作成して提出しましょう。

施設付近の見取り図

施設がビルなどにある場合はその階における配置図、施設の場所がわかる地図をインターネット等を利用しておくことをオススメします。

従業員一覧

保健所にて入手できる書類です。美容師免許を持っている従業員全員の氏名、美容師免許の取得年月日、番号を記入して提出しましょう。

従業員全員分の美容師免許、修了証

スタッフ全員分の理・美容師免許証の本証が必要です。
また、美容師が複数名いる場合は、管理理容師・管理美容師を必ず置かなければいけません。
ちなみに管理理容師・管理美容師になるには、美容師免許取得後3年以上の実務経験を経て、都道府県知事の指定する講習会を受講・修了する義務が発生します。

医師の診断書

美容師免許を持っている従業員全員分の医師による診断書を用意しなければいけません。
結核・伝染性皮膚疾患の有無がわかるもの、かつ3 か月以内のものが必要です。

法人の場合は登記本

開設者が法人の場合は、6か月以内に発行された法人の登記事項証明書の原本提出しなければなりません。

検査手数料

管轄の保健所によって手数料は変わりますが、20,000円前後が一般的です。

税務署に提出する書類

次に税務署に届けないといけない書類をまとめます。

個人事業の開廃業届出書

開廃業の一ヶ月前に提出が必要です。こちらの資料は提出必須となります。

給与支払い事務所等の開設届出書

こちらの書類は従業員に給与支払いが生じる場合に必要になる書類です。支払いが生じない場合は提出の必要はありません。
その他にも任意ではありますが、所得税の青色申告承認申請書、青色事業専従者給与に関する届出、所得税の減価償却資産の償却方法の届出、所得税の棚卸資産の評価方法の届け出書などの提出が求められます。

まとめ

最後にこれらの記事をまとめたいと思います。
美容室を開業する際は保健所、税務署等に様々な書類が必要になります。
きちんと提出して立派な美容院を開業し皆様の夢が叶うのを楽しみにしています。

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