
ワックス脱毛ってどんな業態?【初心者でもわかる業態シリーズ-入門編】
「今の業態と違うことをはじめたいけど、経験がないからどんな業態がいいのかわからない…」
新しいことにチャレンジするときは不安と悩みでいっぱいですよね。
しかもビジネスを始めるとなると、どのくらいの資金がいるのかぁなんてお金の悩みも出てきます。
でも、いきなり細かいことまで説明されてもわからないからカンタンに知りたいなぁ〜
という方向けに、今回は気になる人も多い「ワックス脱毛」についてお話しします!
目次
ワックス脱毛ってどんな業態なの?
そもそもワックス脱毛ってなんだ?
「ワックス脱毛」は、ワックスを毛に塗って、不織布などのシートを使って毛を抜く脱毛法です。
ワックス脱毛をやられる方のほとんどがVIO(アンダーゾーン)施術を希望している方になります。
ブラジリアンワックスという言葉をよく聞くと思いますが、ワックス脱毛と考えてもらって大丈夫です!
ワックス脱毛は他の脱毛法とは違い、”永久脱毛”ではありません。
そのため、アンダーゾーンなどは永久脱毛だとちょっと…という方に、広く受け入れられています。
加えて、シュガーリング脱毛という、シートさえも使わないでハンドスキルで脱毛してしまう比較的新しい技法もあります。
ワックス脱毛のいいところ
ワックス脱毛のいいところは”永久脱毛”でないがゆえの気兼ねなくできることもありますが、
普通の脱毛法ではできない、粘膜に近いところやタトゥーの場所、産毛などにもしっかりと効果が出ることです。
さらに、古い角質も一緒にとれたり、毛が細くなっていき毛質がよくなっていくこともメリットとしてあげられます。
光脱毛などは毛が抜け落ちるまでに時間差がありますが、ワックス脱毛の場合、その場で毛がなくなるというも評価される点です。
脱毛の種類と違い
脱毛法はワックス脱毛の他にも医療行為であるレーザー脱毛や、エステ脱毛である光脱毛が大きく上げられます。
【レーザー脱毛-医療脱毛】
レーザー脱毛は、毛をつくる細胞を破壊するので医療行為にあたり、医療機関でしか対応できません。
その分強いひか理を照射するので、エステ脱毛より早く永久脱毛することができます。
そして、医療ということもあり、医師や看護師が対応できるので、安心感があります。
【光脱毛-エステ脱毛】
光脱毛は、毛をつくる細胞を刺激することで脱毛効果を生み出しているので、医療行為には当たりません。
その分照射できる威力は医療脱毛とは差がありますが、その分独自の工夫などを取り入れることで、早く/安全に脱毛効果を得られるようにしているところが多いです。
ワックス脱毛の事業性は?
どんなお客さんが多いの?
主に、10代後半から20代、30代の女性がメインターゲットになります。
特に夏の時期やその前の時期は、海水浴シーズンでもあるので、増える傾向にあります。
利用経験者の割合でいうと、10代後半は全体のおよそ20%、20代から30代は全体のおよそ40%が経験しています。
(「㈱リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミー調べ」)
まだまだ伸び続けるマーケット!
ワックス脱毛をはじめとする脱毛市場は成長を続けているんです。
脱毛や除毛を含めた市場は2016年段階で1000億円を超え、2017円には1137億円と前年比6.2%増となっています。
サロン形態の市場も軒並み拡大していく見込みです。(NEWSポストセブン 拡大する女性の「脱毛」市場~)
かつ近年は、女性だけでなく男性でも美容意識の強い人が増えていて、脱毛に興味を示す男性も増えてきています。
徐々に利用者も増えてきて、男性専門の脱毛サロンも出てくるほど、今脱毛はアツい市場になってきています!
そのため新規参入も多く、ライバルが多いのも事実です。
そして、脱毛は完了してしまったら、お客さんは来なくなります。
しかし、ワックス脱毛は”永久脱毛”ではないのです。そこに他の脱毛とは違う層をターゲットにしたビジネスの強みがあります。
ワックス脱毛のこんなところが大変
ワックス脱毛もいくつか課題になることがあります。
①美容所登録が必須になるかも
資格のいらないワックス脱毛では、医療トラブルになることも。
マツエクのように美容資格がないとできない…なんて資格を持つ必要が出てくる可能性はあります。
②施術者の育成に時間がかかることも
光脱毛などと違って、ワックス脱毛は光を当てればOKというものではなく、小さな産毛などもしっかりと見つけて処理をしないといけません。
そのため他の脱毛法と比較すると、施術者の技術力を高める研修期間が必要となってきます。
③まだまだ知識として浸透していないことが多い
もともとは海外から始まっている脱毛。海外の人の脱毛器具は、日本人にとっては肌などへの影響が強く、適切に扱わないと医療的な問題になります。
現在は、日本人向けに改良されたものや、独自のツールで防いでいるところが多いですが、しっかりと知識を身に着けておくことが問題を防ぐ第一歩です。
ワックス脱毛ビジネス面の魅力
①低投資で開業することができる!
ほとんどのお客さんがVIOのアンダーソンを施術される方です。そのため、おおっぴらに入店していくのを見られるのは恥ずかしいことも。
そのため、マンションの一室や店舗内店舗として奥のスペースでやるなんてことも可能です。
物件取得費などにお金をかけなくて済む分、集客や求人にお金をつかうことができます。
②リピーターを積み重ねられる
普通の脱毛は、脱毛が完了してしまった段階でお客さんの来店は止まってしまいます。
しかし、ワックス脱毛は”永久脱毛”ではありません。
そんため継続的な来店が見込め、着実にリピーターを増やすことができます。
最近では、ワックスを剥がすのが気持ちよくて、ワックス脱毛を利用しているなんて人もいるみたいですよ。
③他の業態と比べて人財にこまりづらい
マツエクやネイルなどの業態はどうしても資格が必要になってきます。
マツエクなら美容師免許がいりますし、ネイルならネイリスト検定を持っている人が好ましいですよね。
でもそうすると募集できる人財が減ることも事実…
しかし、ワックス脱毛なら資格などは必要ありません。
そのかわり、しっかりとした研修があることが大切になってくると思います。
まとめ
「ワックス脱毛」のイメージがなんとなくわいてきたでしょうか?
もっとここを詳しく知りたい!ということもあると思います。
ぜひ可能なら実際のサロンを見てみたり、施術を受けてみてくださいね!
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