
まつげパーマってどんな業態?【初心者でもわかる業態シリーズ-入門編】
「今の業態と違うことをはじめたいけど、経験がないからどんな業態がいいのかわからない…」
新しいことにチャレンジするときは不安と悩みでいっぱいですよね。
しかもビジネスを始めるとなると、どのくらいの資金がいるのかぁなんてお金の悩みも出てきます。
でも、いきなり細かいことまで説明されてもわからないからカンタンに知りたいなぁ〜
という方向けに、今回は巷で流行りだしている「まつげパーマ」についてお話しします!
目次
まつげパーマってどんな業態なの?
そもそもまつげパーマってなんだ?
まつげパーマのカンタンなイメージは読んで字のごとく、「まつげ」にパーマをかけて、まつげをカールさせる技術です。
なので、「まつげカール」と読んだりすることもあります。
ビューラーを使ってまつげをカールさせるのをパーマ液をつかってやってしまおう!というものです。
髪の毛をパーマさせるとき、自分でやるならコテをつかってやりますし、しっかりパーマさせたいときは美容院でやってもらいますよね。
それと同じで、まつげも自分でやるビューラーで、しっかりパーマさせたいときは「まつげパーマ」で、とイメージしてください!
だいたい一度カールで2ヶ月程度持ちます。
まつげパーマには大きく分けて2つの施術方法があって、主流なのは「ロッド式」というものです。
こちらはコテにまつげを貼り付けてカールさせます。しっかりカールさせることができるかわりにパーマ液が肌についてしまうなどの危険性もあります。
もう一つが「ビューラー式」です。こちらはパーマ液が直接肌に触れることが少ないため安心感があります。
しかし、現在出回っているビューラー式のものは、おもったようにカールがかからないという悩みもあります。
まつげパーマのいいところ
まつげパーマのいいところは、日々のビューラーをつかってまつげをカールさせる必要がなくなることです。
なので、朝の時間を有効活用できたり、すっぴんで何もしていなくても目がパッチリして見えちゃうというすぐれものです!
さらに、マツエクなどと違い、クレンジングオイルで化粧落としができないということもないですし、自まつ毛で自然な見た目にできるので、ナチュラルなメイクが好きな女性にも人気高いです。
まつげパーマとマツエクの違いは?
目をぱっちり見せるなら、マツエク!ぐらいマツエクの認知性は高いですよね。
じゃあ、その違いはなんなんだ!というと、大きくは「自分のまつげだけを使うか」です。
まつげパーマはもともとある自分のまつげをカールさせて、目をぱっちりさせます。
マツエクはその名の通り、人工毛を自分のまつげにつけて(エクステンション)、目をぱっちりさせています。
そのためマツエクのほうが毛量を多くできたり、長く見せたりすることができるので自由度が高いとも言えます。
しかし、その性質上クレンジングオイルが使えない場合が多かったり、施術に長時間かかることが多く、お値段も高いことが多いです。
まつげパーマの事業性は?
どんなお客さんが多いの?
メインとなるお客さんは、「20代・30代」の「会社員(OL)、主婦層」です。
この層だけでおよそ80%ぐらいを占めているメインターゲットになります。
仕事が忙しかったり、子育てで自分の時間がとれないことが多く、朝の時短ができるまつげパーマがぴったり合います。
さらに、マツエクのように急に外れてしまうこともないので、すぐにサロンに行く時間ないのに!ということもないです。
だからこそ、このターゲット層にフィットするサービスになっています。
まだまだ未開拓のマーケット!
まつげパーマのサロンに足を運ぶ新規のお客さんのうち30%が「まつげパーマ」初体験の人なんです。
かつ1~3回しか使っていない人を合わせるとおよそ60%になります。
つまり、新しいマーケットとなっているんです。
いかに早いタイミングで参入して、お客さんに来てもらえるサロンになれるかが勝負の分かれ目になります。
美容室の場合、女性の利用経験率は96.1%ですが、アイラッシュ業態の場合、利用経験率は14%しかまだありません。
「㈱リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミー調べ」
まだまだ美容室などに比べてマーケットとしては小さいかもしれませんが、その分まつげパーマ初挑戦のお客さんをどんどんとっていければ、すごく魅力的な事業だと言えると思います。
特に、美容室+まつげパーマなどの「店舗内店舗」というやり方はおすすめです。
美容室のお客さんがまつけパーマのお客さんになり、まつげパーマのお客さんが美容室のお客さんになるという好循環をつくることもできますよ!
まつげパーマのこんなところが大変
いいところばかりのようなまつげパーマにも、顧客からみて大きく4つの課題があります。
①安く仕上げられるところが少ない→客単価 およそ3500円
②施術時間が長いことがある→ロッド式の施術時間 およそ60分
③安全じゃないケースも→新規参入が増えて、ロッド式による目のトラブルの苦情が急増
④安心感が物足りない→目の近くを施術するのに、無資格の人がやることがある
しかし、すべてのサロンがこのような課題を抱えているわけではありません。
①平均価格より安く、②施術時間も半分以下で、③特許器具によって安全性が担保され、④美容師免許のある人が施術する、サロンもあります。
荒削りなサロンが多い分、こうようなお客さんのためになるサロンにはお客さんが自然と集まってきます。
新規で参入を検討する場合は、必ず確認したい事項ですね。
ライバルが少ない!始めるなら今だ!
やばそうな感じを出しましたが、まつげパーマははじめるなら今だ!という業態です。
なぜなら、多店舗展開チェーンがほぼ皆無の業態だからです。
それは、お客さんとのトラブルが怖い、儲かりそうになさそう、スタッフも集まらないだろう、という思い込みからで、
そのため競合店が出てこないブルーオーシャンになっています。
まだお客さんも新規が多く、流動的で、かつ強大なライバルサロンもほぼいない。
まさに、始めるなら今だ!の状況です。
ですが、気をつけることももちろんあります。
カール器などは市販でも買えるのですが、それではきれいな仕上がりはつくることはむずかしいです。
うまくいっているサロンから技術を借りたり、フランチャイズとして加盟するという手段も検討したいですね。
まとめ
ざっくりと「まつげパーマ」のイメージはわいてきたでしょうか?
もっとここを詳しく知りたい!ということもあると思います。
ぜひ可能なら実際のサロンを見てみたり、施術を受けてみてくださいね!
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