
美容室の集客”顧客心理”を知ることが第一歩!
目次
髪を切ることが目的?美容室を使う目的を知ろう
お客さんにあなたの美容室に来てもらうには、
『お客様がどんな要望や悩みを持っているのか?』
を理解していないといけません。
どうなりたくて美容室に来るのか
もちろん直接的には髪を切りに、パーマをかけに、カラーを受けるために美容室に来ます。
でも、それは何のためにするのでしょうか?
・彼氏とデートに行くからおしゃれのために
・今度ママ友とお食事会があるから、キレイにしておきたい
・今後イベント参加するから普段はしないカラーやヘアスタイルを試したい
・最近伸びてきたから、ただ切りたい
何のために美容室を利用するのかというお客さんのシーンを考え、それにあう集客をすることが大切です。
値段が安くても来てくれとは限らない
今は、「値段を安くすれば集客できる!」という単純な時代ではありません。
お客さんのシーンに合う価値を提供できるかどうかが大切になっています。
美容室をオープンしてから3年以上運営を維持できる確率は10%ほどと言われています。
実際に、3年たたずに閉店してしまう美容室は集客に一番悩みを抱えています。
あまりお客さんのことを考えずに、とりあえず値下げだ!安ければお客さんは来るはずだと思い込み、値下げ競争に巻き込まれてしまい、あえなく閉店に…
顧客心理を理解することが大切
値下げ競争に巻き込まれずに、効果的に集客するために顧客心理を理解しましょう。
お客さんは何のために髪を切るのか、パーマやカラーなどをするのか?
値段が安いことを一番の優先順位にしている人は1000円カットでも十分なはず。
あなたの美容室はどんな人のどんな願望や悩みを解決することができますか?
そして、それを具体的にどのように実現したらよいのでしょうか?
それを上手に宣伝することが美容室の集客にとって大事なポイントです。
美容室を利用する顧客心理を考えてみよう!
まずはお客さんがどんな流れで来てくれているか。
それと合わせて一つ大事なポイントがあります。
それは、『お客さんがどのような気持ちの流れで美容室を利用するのか?』を知ることです。
ウェブ集客には、AISCEASの法則というものがあります。
1.Attention(注意)→ 願いや悩みを気付かされる
↓
2. Interest(関心)→ 興味を持つ
↓
3.Search(検索)→ 知りたくなり調べる
↓
4. Comparison(比較)→ 調べたことを比較する
↓
5. Examination(検討)→ 一番自分に合うものを選ぶ
↓
6. Action(行動)→ 実際に行動にうつす
↓
7. Share(情報共有)
→ 行動から得た情報をシェアする
という順番の顧客心理があると言われています。
つまり、美容室に当てはめるとこんな感じになります。
1.髪が伸びてきたなぁ/おしゃれな感じにしたいなぁ
↓
2.おしゃれなショートカットにできるとこどこだろう
↓
3.ホットペッパーで調べよう/3つ良さそうな美容室があるなぁ
↓
4.ショートカットが有名で、家に近くて、値段がそんな高くないのどこだろう
↓
5.〇〇サロンが一番4.の条件に合ってそう
↓
6.△月□日に予約とって、行こう
↓
7.すごくよかったから、口コミでも書いておこうかな
この中の3~5が集客の本丸になります。
つまり、調べたときにちゃんと存在を知ってもらい、お客さんのニーズに合うものが提供できていることが大切です。
そのために、①「どんなお客さんに」②「どんな価値を提供できるのか」を考え、
そのお客さんにその価値を③「どのように伝える」と気づいてもらえるのかを実践していきましよう
顧客心理を考えた上で、集客方法10選に進んでみて下さいね!