
余っている5坪のスペースで、毎月120万円の追加収入に!【後編】
「うちも空いてる座面があるな…」
「アシスタントを活用して、売上がでるのはいいな…」
と、思い始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「そんな簡単にうまくいくはずがない。」「どんな業態を入れればいいの?」
と、疑われている方もいらっしゃることでしょう。
そこで、今回は実際に美容室に別業態を店舗内店舗で導入しているサロンの事例を出しながら、説明していきます!
第一弾をまだ読まれていない方はこちらから!
(余っている5坪のスペースで、毎月120万円の追加収入に!【前編】)
店舗内店舗?な方はこちらから!
(「美容サロン+〇〇」で『総合美容業』を目指そう!顧客構造を増やす店舗内店舗という考え方【サロン経営の方程式シリーズー導入編】
)
目次
フランチャイズで別業態入れてるサロン?
全国に26店舗展開 美容室celeste
まずは実際に美容室に別業態をフランチャイズで導入しているサロンをご紹介します。
celeste福岡天神店さんです。
美容院・美容室ならceleste(セレスト)
celesteは全国に26店舗を展開している業務委託の美容室です。
福岡天神店は駅チカで、12のセット面とスタイリストさんが6名のサロンです。
セット面が常に余っているわけではなかったのですが、より効率的にセット面を活用するために、3面にフランチャイズでまつげパーマを導入しました。
(現在はまつげパーマ業態の売上がより上がってきたため、4面に増築しています。)
実際の売上は、、
別業態はまつげパーマ。フランチャイズを使って導入していて、月の売上はというと、
しっかり120万円以上出ています。
12のうち3つのセット面を使い、二人のスタッフさんによって運営されています。
しかも、導入したのは2018年1月。
今年のはじめに導入して一年経たないうちに、サロン全体の売上が120万増えているんです。
しかも月に500人以上ののお客さんが、このまつげパーマを目当てに来店しています。
そこから美容室のほうにお客さんを流すことも全然可能という状況になっています。
空いていたセット面を活用して、売上を月あたり120万伸ばす。これってすごく魅力的ですよね。
アシスタントさんのいるサロンの場合は、追加の人件費がかからないので、単純計算で6〜7割近く利益になります。
これならアシスタントさんに歩合をつけたとしても全然利益が出るモデルになっています。
別業態を入れるときに気をつけること
目的を見失うことなかれ!
ここで、改めて気をつけるべきなのは、
①初期投資をそんなに掛けずに別業態を導入できること
②アシスタントさんを活かせる業態であること
③あくまでも空いた時間で高品質のサービスを提供できること
です。
そもそもは、「空いているセット面と手の空きやすいアシスタントさんを有効活用すること」で売上を立てることが目的です。
ここは変わりません。セット面が余っているか関係なかったり、アシスタントさんが別業態につきっきりになってしまっては、本業のアシスタント業務に支障が出てしまいます。
初期投資を抑えて別業態を導入できること
①については、1~3程度の空きセット面で手の空いているアシスタントさんにやってもらうわけですから、大掛かり出始めてしまうと大やけどしてしまいます。
金額だけでなく、時間や労力もかけすぎてはいけません。空きセット面でやるので、小さくはじめるのがいいと思います。
アシスタントを活かせる業態であること
いきなりアシスタントさんにこれからはマッサージやってもらうから!と言っても、「え、なんでですか!?」となってしまいますよね。
それならば、マツエクなどの美容師資格を持つ人でないとできない業務のほうがまだ受け入れやすく、あくまでもアシスタント業務の一環としてやっていると思ってもらえないといけません。その点から②も考慮するべきでしょう。
空いた時間で高品質のサービスを提供できること
最後に③ですが、“あくまでもアシスタントさんの空いてしまっている時間“を活用しないといけません。
なので、別業態のお客さんにつきっきりになってしまうような業務ではうまくいきませんし、本末転倒ですよね。
②のように反発もでて、やめてしまう可能性も高まってしまうはずです。
しかし、手を抜いて片手間でやるのでは、お客さんはリピートしてくれませんし、来なくなってしまいます。
つまり、スタッフのオペレーションの時間は短いけど、高品質のサービスを提供しないといけないのです。
業態を見極めよう
まつげパーマって知ってますか?
上記の考えだと、マツエクやネイルが最初の候補に上がりそうです。
毒に美容師の資格を活かせることを考えると、マツエクが良さそうに感じます。
もちろんマツエクを素晴らしいですが、近年では人時生産性が限界を迎え、さらに価格勝負となっています。
スタッフさんも施術のときだけ、忙しく稼働することが多くもなってきています。
その中で注目なのが「まつげパーマ」です。
AKBグループ卒業を発表した指原莉乃さんが、Twitterでまつパ(まつげパーマ)やっているとつぶやいたことが有名ですよね。
最初の事例でも出てきた、このまつげパーマですが、髪の毛のパーマと同じくカールを定着させる器具を着脱するときにしか、基本的に対応することはありません。
かつ、設備も美容室のものでほぼ流用することができ、設備コストがほとんどかからない。
技術の習得も1週間かからずに高品質のサービスを提供することができる。
まさに、「空いているセット面と手の空きやすいアシスタントさんを有効活用すること」ができる業態なのです。
フランチャイズで導入する意味
フランチャイズというかたちで導入することで、一から事業を考えることなく、成功事例で導入することができます。
一から事業を起こして成功する確率は、実はそんなに高くありませんし、美容室と並行して一からだと手間を増えます。
そこで、成功事例がしっかりとあり、将来の収益の予想がある程度見える、フランチャイズではじめることでより成功確率を高めることができるのです。
一度話を聞きにいってみよう
フランチャイズのセミナーに参加してみよう
皆さん、イメージはできたでしょうか?
大切なことは、
余っているスペースを活用して、
余っているスタッフの時間を使って
フランチャイズに加盟し自社で新規事業に取り組む
という3つの要素を同時に満たすことです。
少しでも興味をお持ちになったら、実際にフランチャイズ本部からお話しを訊いたり、フランチャイズのセミナーなどに足を運んではいかがでしょうか?
【セミナーのご紹介】