
余っている5坪のスペースで、毎月120万円の追加収入に!【前編】
余っている5坪のスペースで、毎月120万円の追加収入が生まれる!
こんなことが実際に起こっています。具体例も交えて【前編】【後編】で解説します。
少しでも興味のある方はぜひ一読を!
目次
今、多くの美容室で空きスペースが生まれている
空きスペース もったいない
私も、数々の美容室を経営している会社との関わりを持つなかで、100店舗以上の美容室を展開されている社長さんから「サロン内のスペースが余っているから何とかしたい」というご相談を頂いたことがきっかけです。
この方から話を詳しくお聞きすると、
・人不足のこのご時世で、セット面が全部稼働しない
ため、各店舗で2,3席分のスペースが余ってしまっているというものでした。
このような「スペースが余っている」からもったいないというお悩みは、この会社さんに限らず、色々なサロンオーナー様からお聞きします。
このお悩みの解決策として、よくあるのが「面貸し」ですよね。
しかし最近は「まったくの別業態に余っているスペースを貸す」方法も増えています。
余ったスペースが貸し出すが吉
それは、所謂、「シェアリングエコノミービジネス」ですね。
シェアリングエコノミー(以下シェアエコ)は、モノ・サービス・場所などの個人資産を他人に貸出(もしくはそれを仲介)するビジネスです。
内閣府の試算によれば、シェアエコ市場は5000億円を超え、かなりメジャーになってきています。
カーシェアやライドシェアといったサービス(レンタカーなど)やAirbnbなどの民泊(自分の部屋を貸し出して賃料をもらう)、夜にバーをやっているお店がお昼はカレー屋さんとしてお店を貸し出す(ヤドカリカレー=宿借りカレー)などが有名です。
実は、上述の100店舗以上の美容室チェーンも、この方法を積極的に取り入れて、ネイルやマツエク、エステなどの50店舗以上のサロンを、余っているスペースに誘致して、家賃収入を得ることに成功しています。
さらに、スペースを借りる方にもメリットがあります。
新規店舗をオープンして最初にやることは、新規集客ですよね。
業態や場所によって、大小の差はありますが、はじめはなかなか大変です。
しかし、すでに顧客基盤をもっているサロンの中で店舗を出すことで、それだけで見込み客を増やすことができるのです。
わかりやすい例でいうと、ショッピングモールなどがいい例です。お客さんが集まってくるモールに出展することで、いわばお客さんもシェアしていると言えます。
空きスペースを活用する店舗内店舗の詳しい話はこちら!
「美容サロン+〇〇」で『総合美容業』を目指そう!顧客構造を増やす店舗内店舗という考え方【サロン経営の方程式シリーズー導入編】
。
空きスペースを貸し出すだけでは難しい
空きスペースでアシスタントが活躍
ただ、上記の「他業種に部分転貸する」方法は、
5坪のスペースが余っていて、そのスペースを貸したとしても、
せいぜい10万円程度の毎月の収入にしかなりません。
冒頭の
「余っている5坪のスペースで、毎月120万円の収入に!」
には全然足りませんね。
実は、この事例は、
美容室経営の課題の1つである「アシスタントが売上をたてられない」という悩みも同時に解決しましょう、という事と組み合わせることで実現するのです。
この3つが収益を生む仕組み
その2つの課題を一気に解決する
余っているスペースを活用して、
余っているスタッフの時間を使って(主にアシスタントさん)
技術不要のフランチャイズに加盟し、自社で新規事業に取り組む
ということをした結果、この収益を実現しています。
フランチャイズという言葉を聞き慣れない方もいるかもしれません。
簡単に言えば、すでに成功している技術やノウハウを提供してもらい、出店する方法です。
【後編】では、実際に美容室フランチャイズで別業態のサロンを導入し、月売上が120万円を上がった事例をご紹介します!