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経営全般

美容室経営もシェアリングエコノミー時代!セット面・アシスタントを有効活用しよう【事例編】

「確かにうちも席面が1,2個空いてるな」
「アシスタントを活用して、売上が立つのは確かいいな…」

なんて思い始めているのではないでしょうか?

でも、

そんな簡単にうまくいかないでしょ?しかもどんな業態を入れればいいのよ
実際にやって、うまくいっているって話なんか聞かないぞ?本当なのか…

などなど、疑問に感じている方もいられると思います。

実は、美容室ではまだ大々的に広まっていないんです。
なぜならうまくいっていることは隠したいから…
(そのほうが競合が少なくて、自分たちだけ儲かりますからね)

そこで、今回は実際に美容室にまつげパーマの業態を店舗内店舗でヤドビジしているサロンの事例を出しながら、説明していきます!

第一弾をまだ読まれていない方はこちらから!
(美容室経営の救世主!?うわさのヤドカリビジネスを調査!【知識編】)

ついでに、店舗内店舗?な方はこちらから!
(「美容サロン+〇〇」で『総合美容業』を目指そう!顧客構造を増やす店舗内店舗という考え方【サロン経営の方程式シリーズー導入編】
)

それでは、第二弾【事例編】です!

ヤドビジしてるサロンって本当にあるの?

全国に26店舗展開している美容室celeste

まずは実際に美容室に別業態としてヤドビジしているサロンをご紹介します。

celeste福岡天神店さんです。

ちなみにホットペッパビューティーではこんな感じ

”celesteは全国に26店舗を展開している業務委託の美容室です。

福岡天神店は駅チカで、12のセット面とスタイリストさんが6名のサロンです。
特徴は、大きく2つ!

①丁寧なマンツーマン接客で、カウンセリングから施術、シャンプー、お見送りまで一人のお客様に対して一人のスタッフが責任を持って担当しています。しかも全員がスタイリストで長年経験を積んできたプロたち!

②青山や表参道エリアで話題の最新薬剤を積極的に導入しているのに、スタイリストさんがマンツーマンの丁寧接客なのに、お手頃な価格!”

おっと、やや説明が長くなってしまいました。
こちらは「セット面をより活用するために、別業態を導入」しています。

全員スタイリストさんなので、アシスタントさん活用は考えなくていいですね。

実際の売上はというと、、

別業態はまつげパーマ。フランチャイズを使って導入していて、月の売上はというと、

なんと120万円…!!

12のうち3つのセット面をヤドビジに使い、二人のスタッフさんによって運営されています。
しかも、一年経たないうちに、サロン全体の売上が120万増えているんです。

なんかこれ、すごくないか…

しかも月に500人のお客さんが別業態目当てで来店しているので、そこから美容室のほうにお客さんを流すことも可能という状況です。

空いていたセット面を活用して、売上を月あたり120万伸ばす。
これってすごく魅力的ですよね。

もしアシスタントのいるサロンだったら、追加の人件費がかからないので、単純計算で7割近く利益になります。
これならアシスタントに歩合をつけても利益が出るモデルになっていそうです。

年に換算したら手元に残るお金が500〜700万ぐらい増えちゃうんじゃないでしょうか?

おいしい話には落とし穴がある

目的を見失うことなかれ

「ふーん、じゃあどんな業態ならそんな利益が出んの?」なんて疑問が聞こえてきます。

気をつけるべきなのは、

①初期投資をそんなに掛けずに別業態を導入できること
アシスタントを活かせる業態であること
③あくまでも空いた時間で高品質のサービスを提供できること

です。

初期投資をそんなに掛けずに別業態を導入できること

1~3程度の空きセット面で手の空いているアシスタントにやってもらうわけです。大掛かり出始めてしまうと大やけどしてしまいます。金額だけでなく、時間や労力もかけすぎてはいけません。空きセット面でやるので、小さくはじめるのがいいと思います。

アシスタントを活かせる業態であること

いきなりアシスタントにこれからはマッサージやってもらうから!と言っても、「え、なんでですか!?」となってしまいますよね。それならば、マツエクなどの美容師資格を持つ人でないとできない業務のほうがまだ受け入れやすく、あくまでもアシスタント業務の一環としてやっていると思ってもらえないといけません。その点も考慮するべきです。

あくまでも空いた時間で高品質のサービスを提供できること

最後に、“あくまでもアシスタントの空いてしまっている時間“を活用しないといけません。なので、別業態のお客さんにつきっきりになってしまうような業務ではうまくいきませんし、本末転倒ですよね。やめてしまう可能性も高まってしまうはずです。しかし、手を抜いて片手間でやるのでは、お客さんはリピートしてくれませんし、来なくなってしまいます。つまり、スタッフのオペレーションの時間は短いけど、高品質のサービスを提供しないといけないのです。

そんなおいしい話なんてないでしょ

まつげパーマって知ってますか?

そんな業態なんてなくない?

と思ったそこのあなた。実はあるのです。

それは「まつげパーマ」。

最初の事例でも出てきた、このまつげパーマですが、髪の毛のパーマと同じくカールを定着させる器具を着脱するときにしか、基本的に対応することはありません。

かつ、設備も美容室のものでほぼ流用することができ、設備コストがほとんどかからない。

技術の習得も1週間かからずに高品質のサービスを提供することができる。

まさに、「空いているセット面と手の空きやすいアシスタントを有効活用すること」ができる業態なのです。

フランチャイズという魔法のことば

「そうはいっても、いきなりまつげパーマはじますってすぐできなくないか?」
「待て待て、自分たちは美容師だぞ。まつげなんちゃらなんて知らないんだから」

大丈夫です。そういう状態の人たちのために素晴らしいビジネスモデルがあるのです。

それがフランチャイズです。
コンビニが一番有名でしょうか?

すでにノウハウや知見があり、成功確率も一からはじめるよりも数倍も高いのが特徴です。
その分ロイヤリティや加盟金というような出費もありますが、それを差し引いても十分と言えるものなんです!

なんか気になってきたな…

次回はついに、【導入編】。

どうでしょう。だんだん具体的なイメージが湧いてきて、もっとここが知りたい!ここが気になるぞ!という点が増えてきたのではないでしょうか?

やはりかりにも新しく美容室とは別業態のビジネスを始めるわけです。
だからこそ、いい話だけでなく、全部をちゃんと訊いて判断したいですよね。

次回は、今回最後に突然出てきた「フランチャイズ」というモデルによって、どうヤドビジを進めていくのかを解説します!

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