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経営全般

美容室経営で重要な採用面談で確認するべき基本のチェック項目とは

思っているより難しい美容師の面接という仕事

美容師の採用。これすごく難しいですよね。
空前の売り手市場となっていて、相手はどこのサロンでも選び放題。

だけど、こちらはそんなにお金をかけることはできないし、

せっかく採用しても、すぐに辞めてしまうなんてこともあって、かなり苦しいですよね。

そこで、今回は最低限面接で確認しておくべきことを知っておきましょう!!

さりげなくチェックしておく超基本の3つ

時間をちゃんと守ることができるか

・約束の時間に間に合っているか?5分前くらいに前もって到着しているか?
・遅れる場合、その旨の連絡をしているか?
・正直にその理由を話しているか?嘘はついていないか?

【チェックポイント】
⇒時間にルーズな人は、他の規則に関してもルーズな場合が多いです。
⇒さらにお客様に対しても、そのような対応してしまうことで、あなたのサロンの評判を下げてしまいます。

服装などの身なりはちゃんとしているか

・ファッションへのこだわりがサロンのコンセプトと合っているかどうか?
・サロンに馴染むためにある程度妥協するつもりはあるか?
・もちろんおしゃれであることは大切だが、それ以上に最低限の清潔感があるか?

【チェックポイント】
⇒まずお客さんがリラックスできる環境を作り出そうという意識があることが大切です。
⇒あまりにも身なりがしっかりしていないと、他のスタッフもそういう人だと思われてしまいます。

挨拶がしっかりとできるか

・基本的な挨拶のほかに、心遣いの言葉を言うことができるか?
・相手の要望や不満を受け入れた上で、適切な返答をすることができそうか?
・接客の際に、最低限の言葉遣いやマナーをできそうか?
・これからそういったことを自主的に身につけることが可能か?

【チェックポイント】
⇒接客サービスは、一番低いサービスにお客さんの評価が集まります。
⇒いくら他の人のサービスが良くても、悪い人がいるとそこに注意が向いてしまい、もったいないです。

面談時の上手な質問の仕方とリスト

・履歴書はできるだけ事前にもらっておきましょう。
⇒そのほうがどんな人が来るのか予想がたち、聞く内容を事前に調整することができます。

・「はい」「いいえ」で終わってしまう質問はしないようにする。
⇒そういった質問よりも、なぜ求職者はそう考えるのかという理由が重要です。
⇒その理由は他のことにも言えることが多く、それを抑えていないことがトラブルのもとになることもあります。

・応募の動機がイメージできる質問をする。
⇒選ぶということは、何かしらの理由があります。でなければすべての美容室の面接にいくはずですから。
⇒距離が近いというのも十分な理由です。新たに募集するときは、近くのエリアに求人をかければ効果的!などの判斷材料の1つになります。

・理由の問いかけは、なんで?と最低3回は聞くようにする。
⇒たいての人がそうであるように、それっぽい理由は誰でも思いつきます。
⇒ただ3~5回ほど、なんで??と聞いていくと化けの皮が剥がれます。
⇒そのときに話したことが本音であり、それがなければ適当、つまりあまり考えていない人ということです。
・中途採用の場合、前職での業務内容と、それが活かせる環境を聞く
⇒人は習慣の生き物です。前職でうまくいったこと、うまくいかなかったことは、だいたい共通します。
⇒好きだったこと、嫌いだったことも同様です。転職理由も確認しましょう。
⇒その理由が、本人の原因なのか、前職場の原因なのかを見極めましょう。
⇒自己反省がまったく出来ていない人は、また同じ悪態をあなたにつく可能性があります。

【チェックポイント】
⇒相手がどんな人なのか、習慣的にどういった行動をとってしまう人なのかを確かめます。
⇒そのために、なんで??と3~5回程度連続で聞いてみましょう。
⇒そうすると化けの皮が剥がれます。

トラブルを防ぐための最低限確認しておくこと

せっかく採用しても、そのあとのトラブルがおきてやめてしまったら、時間もお金も無駄にしてしまいます。

面談時と言っていたことが違う!!と双方が思わないためにも、聞きづらいところをしっかりと確認をとっておきましょう。

絶対確認「技術力」

履歴書に記載してあることが、常に正しいとは限りません。
年数よりも、明確な実績を重視するようにしましょう。

入客数と再来率は、技術を確認するのに非常に役立ちます。

ただ前職のレベル感が全体的に低いと、あてにならないので、
一番は実際にカットしているところを確認することでしょうか。

採用要件を理解しているか

面接の時に、「話した!」「聞いていない!」というふうにならないように、文書で記録を残しておくことをおすすめします。

内定通知書を簡易的にでもつくったり、あらかじめ相手に伝えた上で、会話を録音しておくといいでしょう。

その上で、相手がちゃんと理解しているのかを確認してください。
なんとなくわかってるかな?だと相手はわかっていない可能性が非常に高いです。

しっかりと理解しているのかを確認することが、そんなに大変なことではないはずです。
簡単なことを理解できない求職者であれば、その人は雇わないほうが無難でしょう。

きっとお客さんとも同じようなトラブルを起こしてしまうはずです。

採用面接に時間をかけて相手を理解しようとしているか

これは非常に大切です。

今は売り手市場ですから、応募してくれた求職者は、全員採用してあげたくなるかもしれません。

ただ、本来採用とは雇うことが目的ではないはずです。

利益を上げることが最終的な目的なはずです。
でなければ、サロンが存続することができなくなってしまいますからね。

採用することによって、お客さんの対応ができるスタッフ数を増やし、
その結果対応できるお客さんの数が増えることでコスト以上に売上が増えていく。

長期的に考えるなら、中途半端に採用をして人数を増やすよりも、
しっかりと人を見極めて、採用するほうがベターです。

何時間話しても相手のすべてを理解することはできませんが、
少なくとも、自分が納得できるまでは時間を使って相手の理解に努めましょう。

採用面接チェックリストの一例

①応募者の仕事の考え方
・美容師をという仕事を選んだのはなぜですか?
・あなたが美容師として達成したいことはなんですか?
・あなたが美容師として一番大切にしていることはなんですか?
・あなたが美容室を選ぶ上で、大切にしていることはなんですか?
・あなたがこの美容室に入って、やり遂げたいことはなんですか?
・あなたは将来どんなことがしたいのですか?

②応募者の人柄
・どんなときに頑張ることができましたか?そのときのモチベーションはなんですか?
・どんなときに頑張ることができませんでしたか?それは何が障壁となっていましたか?
・あなたが仕事をしていて、楽しいと思う瞬間はいつですか?
・あなたが日々過ごしていて、楽しいと思う瞬間はいつですか?
・あなたが仕事をしていて、不満がたまる瞬間はいつですか?
・あなたが日々過ごしていて、不満がたまる瞬間はいつですか?

③仕事(勤務時間や待遇)に関して
・前の美容室をやめた理由はなんですか?
・前職であなたがミスしたことはなんですか?
・前職での売上、新規再来率、指名数などはどの程度ですか?
・給与体系に関して、希望はありますか?
・希望する雇用形態はありますか?
・就業環境として、どんな環境を望みますか?
・逆にどんな環境を避けようと思いますか?

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