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経営全般

美容室開業で失敗談から学ぶ!!気をつけるべき10の事例と回避法

美容室の経営はなぜ失敗するのか

一般的にサロンの生存率は、1年で40%、3年で10%、10年で5%といわれています。
つまり95%のサロンは10年もたないということです。なかなか厳しい現実ですね…
まず美容師が失敗する理由で一番の要因は、

・資金力がないこと

・経営の知識がない

からだといわれています。

自分には、リピートしてくれるお客様はたくさんいるので大丈夫だと思っていて独立する人がいますが、経営1年目に赤字になる確率は90%だといわれています。
サロン業界はマーケティングや経営のことを十分に考えず新規参入してしまう人も多いので、成功率は低くなって当然の数字だと思います。

では、失敗しないために、どのようなことに気を付けていけばよいのでしょうか。
失敗する原因を事前に知っておくことで防げる可能性は大いにあります!

下記に挙げるよくある10の失敗と失敗しないためにどうすればよいかを見ていきましょう!

Case1:美容室のビジョンをもっていない

誰のためのサービスで、どんな方達のためにお店が存在しているのか?を明確に決めないと、存在そのものが平均的になってしまいます。
ようは、特徴がないからリピートする理由もないとなってしまうのです。
マーケティング戦略の基本は、客層を明確に決めることから始まると言っても過言ではありません。
お客様に選ばれる理由(価値)をつくり、集客すること(価値を伝えること)に力を入れることがとても重要であることを理解しましょう。

Case2:お客さまへの価値提供を第一に考えていない

商品・サービス・プロモーション、自分のやりたいことや、自分の都合や趣味だけで決めたものにしていませんか?
自分中心の考えに陥っていないか?
お客様が本当に知りたいことや欲しいものは何か
絶えず追求していくことが大切です。

Case3:安売りをしている

安易な値下げ競争は、利益率がどんどん少なくなりますし、長い目で見ても固定した集客も見込めません。
『キレイになれる』『若返れる』『快適に過ごせる』などといった欲求に応えられるサロンとして、価格競争から価値競争へとステージを変えるべきです。

Case4:集客していない

プライドが高く、腕がよければお客様は来てくれるはずだからと考えて集客しない人がいます。
技術を最大限に高めることは当たり前のこと、集客(アピール)をしなければお客様は来てくれません。
以前のサロンのお客様は、ついてこなくてあたりまえ、ついてきてくれたらラッキー程度に考えておきましょう。
過剰に期待せず、新規客を集客するという気持ちで対策をしておくことが重要です。
以下のことだけでも十分集客ができるはずですよ。

●ご近所にチラシを配ったり、室の良い名刺や紹介カードで次の来店に繋げる
●ホームページやブログをつくったり、リスティング広告に出稿する
●SNSを効率的に活用する(Facebook、Twitter、なかでもInstagramがイチオシ!)

Case5:メディアを組み合わせて導線をつくっていない

先程のCase4は、実は単体では効果が薄いのです。
リスティング広告の効果やブログを書いても誘導先とするホームページがなければ効果はでにくいのです。
メディア単体だけで考えていては高確率で失敗します。
集客するためには、あらゆるメディアを組み合わせて導線をつくり、トータルで最適化することを意識しましょう。

Case6:クーポンサイトでしか集客していない

先程のCase4を見て、ウチは集客しているから大丈夫と思っているアナタ。
ホットペッパービューティーなどクーポンサイトでしか新規顧客を集客していなかったらアウトですよ。
それらは、価格の安さを重視するお客様がたくさん集まる場所で、価格で比較されやすい場所です。
生き残るためにも、消耗しないためにも、リスクを減らすためにも、クーポンサイト以外の集客経路もつくることが重要です。

Case7:高すぎる美容機材を買ってしまう

美容器具の値段は千差万別。見栄を張って高い美容器具を買っても、使いこなせなければ開業費用を圧迫します。
大事なのはお客様に施術できる美容器具を使用しているかどうかです。それを基準に、購入は慎重に検討するようにしましょう。

Case8:投資をしない

前述のCase7と違って、逆に、目の前のお金が出ていくのを嫌がりすぎて、重要な経営判断を誤っている方も少なくないです。
ビジネスは常に先行投資であることを理解していません。
集客も、求人も、人材育成も、業務効率化も、すべて先行投資です。先行投資をしなければなにもはじまりません。

Case9:税理士契約をせず自分で経理をやっている

税金の計算・給与の計算・保険の計算・諸経費の計算などをやる時間があるなら集客方法を考える。リピート戦略を考える。など経営に集中できる体制を作るべきです。
税理士をつけるお金がもったいないなどと、会計ソフトを買って自分で勉強しても、美容師が出来ることは限られています。
また、顧問料金を支払うことで税理士さんはしっかりとアドバイスをしてくれるので顧問契約は絶対にオススメです。
独立前から信頼できる税理士を探して、最初から事業計画等を相談しておくのが、実は賢い選択といえるのです。

Case10:資金が底を尽きた

開業資金として集めたものを、開業前に内装などにつぎ込んでしまう。
しかし、いざ営業したら月末には家賃や機材のリース代などの固定費、水道光熱費や材料費などの変動費、融資を受けた場合には返済、人を雇っていたら人件費…こうして自分に給料を払う余裕はなく、無給で働く…という悪循環になりますね。
最初の一年は赤字と踏まえても、事業計画を立て、資金の使い方を考えなくてはいけません。
長い目で見て計画を立てられる経営力を身につけていくことが大切になっていきます。

独立が失敗しないためには?

せっかく融資を受けて開業をしても、経営スキルやノウハウがないと失敗します。
これまでの失敗事例をみると、実際色々な問題があってもしっかり集客できていれば簡単に潰れることはありません。
美容室の開業で失敗したくないのであれば、上述したような失敗例にできるだけ触れて、営業開始までに不安要素をなくし、どうやれば集客できるのか?ということを最優先として考えることが最重要といえるでしょう。

美容室経営は、起業です。
どうしても失敗したくないと思っているのなら、技術を磨くことも大切ですが、起業・経営・集客の勉強に力を注いでください。
多くの美容室が経営に失敗している中、あなたが一人勝ち出来るかもしれませんよ!

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