
美容室でも失業保険が出る!独立開業でも給付される保険を知ろう!
失業保険について考えたことがある方は多いのではないでしょうか?
やめていくスタッフから言われたりして、そういう整備したほうがいいのかぁなんて考え始めているのでしょうか?
失業保険があったら、やめやすくなってだめだ!
なんてことはありません。基本的には”なくてはいけない”制度なんです。
働く環境を気にしているスタッフはだんだん増えています。
だからこそ、他のサロンがやっていなければ、プラスポイントですし、他のサロンがやっているのに、あなたのサロンがやっていなかったら大きなマイナスポイントです。
しっかりと理解していきましょう!
失業保険とは何か
失業保険とは、所属していた会社などを退職し、次の新しい職場を探す、転職活動期間に、条件を満たせば受け取ることができる給付金といっていいでしょう。
働いていなくてもお金がはいってくるのはかなり大きなメリットですよね。
再就職に全力で望めるようになりますし、就職期間が長引いても生活が急に圧迫される…なんてことがなくなるのはスタッフにとってはとてもいいことです。
こんなことを整備したら、スタッフはやめていくかもしれないというリスクを負っている、つまりそれだけスタッフを大切にしているサロンであるという魅せ方をすることもできますよね。
ですが、ここで重要なことが、雇用保険への加入期間の合計期間です。
雇用保険と聞くと、多くのサロンさんで保険に入るのは難しいよ、入っていないよという声が聞こえてきそうですが、実は本来はそんなことありません。
雇用保険や労働保険は基本的には人を雇ったら、加入する義務が発生するので、実はかならず失業保険が準備されているはずなのです。
この話は当たり前の情報であり、スタッフも簡単に調べることができるんです。
つまり、入っていないことがサロンのデメリットになる…
ということなんです。
あと、開業独立のときにも条件が合えば、支給されるのです。
その場合は再就職手当というような名称で支給されます。
開業にも使える?再就職手当とは?
再就職手当は、失業保険の支給が就職をきっかけに名称が変わったものです。
実は開業独立のときでも、支給されるということがかなり味噌と言えます!
以下が厚生労働省から出されている資料になります。
再就職手当のご案内【厚生労働省】
ご丁寧によく聞かれる質問集などがまとめてあります。
疑問に思ったことは、まずここを調べてみるといいでしょう。
一部を抜粋しておきます。
Q 1 雇用保険(基本手当)は、会社を退職すれば、必ず受給できるのでしょうか。
Q 2 雇用保険(基本手当)の受給要件を教えてください。
Q 3 短期雇用特例被保険者(季節雇用)の受給要件を教えてください。
Q 4 雇用保険(基本手当)の受給手続きには何が必要でしょうか。また、どこで手続きをすればよいのでしょうか。
Q 5 雇用保険(基本手当)の受給手続きには、離職票が必要とのことですが、会社を退職後、会社から離職票が届きません。どうしたらよいでしょうか。
Q 6 会社から離職票が届きましたが、早く手続きをしたほうがよいのでしょうか。
Q 7 会社から離職票が届きましたが、離職票に記載してある離職理由が実際の離職理由と違うのですが、どうしたらよいでしょうか
Q 8 雇用保険(基本手当)は受給手続きをしてから、どのくらいで支給されるのでしょうか。
Q 9 雇用保険(基本手当)はどれくらい(何日分)受給できるのでしょうか。
Q10 雇用保険(基本手当)の受給できる額は、例えば1か月でどの程度もらえるのか、だいたいの金額を教えてください。
(参照:厚生労働省)
スタッフが独立したいとなった場合に、先輩オーナーとして門出を祝うためにも、このような情報を伝えてあげるのは大切なことではないでしょうか?
まとめ
人を雇用する立場であるサロンオーナーさん。
今は集客も採用も難しく保険にかけられるお金なんてない!という場合もあるでしょう。
しかし、だからこそスタッフさんを大切にする必要があります。
簡単に採用できないのなら、今いるスタッフに頑張ってもらうしかないわけですし、そのような整備がしっかりしているサロンには人が集まりやすいです。
サロンに満足して働いて人は、お客さんにも満足のいくサービスを提供するように自然と頑張ってくれます。
それがサロンにさらなる収益を運んでくれるはずです。
今までよく考えていなかった方も、改めて考える方も、一度検討してはどうでしょうか?