
美容室で店販するメリットとは?その魅力を紹介!
美容室はたいていの場合、美容室の大きさ、セット面の数でだいたいの収益が決まってしまいます。
回転率を上げるには限界がありますし、単価の上限を上げるにはかなりの付加価値をつけたサービスを提供する必要があります。
このような上限を超えるには…店販を利用しましょう!
今回は美容室での店販のメリットをお話しします。
店販の上限はやり方次第
美容室のビジネスはその美容室の大きさでほぼ決まってしまいます。
それは、その美容室の大きさでそこに置けるセット面の数は決まってしまいますし、施術できるお客さんの数も決まってくるからです。
そのため、美容室では 店舗数の拡大、つまり、新規出店をすることが売上を上げる重要なファクターになっているのです。
店頭販売はやりようによっては上限がありません。
もちろん在庫管理の問題などで一定の上限は決まってしまいそうですが、美容室を新規にOPENするよりは場所は小さくてすみますし、うまくやればそんな心配は必要ない状態をつくることができます。
商品を買ってくれるお客さんの数を増やす
ひとりあたりの単価を増やす
これができれば、その分だけ売上が伸びていきますよね。
もし、
そこでしか手に入らない もしくは手に入りづらいものがあれば、それを目当てに人が集まり、その何割かが美容室の新規客になってくれる可能性もあります。
だからこそ、店販はあなどれない手段なのです。
店販の生産性はかなり高められる
商品を店頭で販売するということは、ほとんど時間をかけないでできるためメリットが大きいと言えます。
カットに1時間ぐらいかかっても、施術後の対応として一言、商品のオススメを加えるだけで買ってくれる人は買ってくれます。
それだけいいものを用意しておけば、スタッフに余計な時間と手間を使わせることなく、商品の販売を通して店の売上をあげることができるのです。
店販は、時間あたりの売上、つまり、生産性が非常に高いのが大きな特徴と言えるでしょう。
もちろん基本は技術売上になることは間違いありません。
しかし、そのあとフォローによって店販ができるということは、お客さんのニーズを組んだ接客ができているという証拠にもなります。
シャンプーやトリートメントやスタイリング剤など、それぞれお客さんのニーズに合うものを施術中にヒアリングすることができ、上手にアドバイスすることができた結果、お客さんは気持ちよく買ってくれているのです。
ここで気をつけないといけないのは、無理やり営業のような売り方をしてはいけない!ということです。
相手が欲しくなるように誘導して、最後に
「買ってもらう」ことが重要です。
その気持ちで買ってくれた人は、商品が良ければ次回も買ってくれる可能性が高くなります。
「買わされた」人は商品が良かったとしても、リピートしてくれないかもしれません。
お客さんの気持ちになって提案することを忘れないでください。
「プロに選んでもらえる」
なぜ店販がいいのかという質問の答えはもうひとつあります。
それは、「プロに選んでもらっている」ということです。
世の中にはありとあらゆる情報と、商品がたちどころに生まれてはなくなっていっています。
お客さんはどの商品がよいもので、どの商品が合わないものか判断することが大変になっているわけです。
そんなときにお気に入りのサロンで、イチオシの商品があれば、それに興味をもつのは可能性としてすごく高そうな気がしませんか?
美容のプロである、美容師が選んだ商品。
それ自体が価値のあることだということです。
ですが、やはりドラッグストアなどで売られている商品は手強いといっていいでしょう。
大手企業がつくる商品は大衆向けですから、ターゲットが広いですし、安いので、気にならない人はそちらを選ぶでしょう。
しかも品質も一級品ばかりです。
そこで重要なことは、多くの人に売ることではなく、あなたのサロンに来てくれているお客さんだからぴったりなんですというメッセージをちゃんと伝えることです。
特別なあなただから、うちに置いてある特別なこだわりをもつ商品を使ってほしい。
あなたのきれいのために全力で提案しますという、姿勢が伝わればお客さんにもその気持ちが伝わるはずです。
あくまでも「お客さん」のために。
お客さんが満足すれば、「売上」はあとからついてきます。