美容室のDMで押さえるべきポイント8選【DM成功のポイントとは】
目次
想いが伝わる集客方法～成功のポイント～
美容室の集客方法には、Web広告、チラシ、地方情報誌に掲載、口コミなどあらゆる方法があります。
ではこれらの中で一番反応がいい手法は何か知れたら1番いいですよね。
ただ地域性やお店の規模によってもこれが一番という明確な答えがないのが現状です。
ですが、基礎中の基礎とも言えるDMは意外と使われていないそうです。
それは何故か？？圧倒的に面倒だからです。
今はネット全盛の時代ですから、お客さんもネットで確認していて、DMなんか見ないというのが多くの方の意見です。
ただ、ほかがやっていない状況で、美容室のDMが目に入ったらどうでしょう？
ちょうど髪を切ろうと思っている時、カラーしたいとき、パーマかけたいときに、DMが目に入ったら？
DMは新規での利用も、リピーターさんへの利用にも使えます。
どんな手段でお客さんに伝えるかももちろん重要ですが、それ以上にどんな「想い」をお客さんに届けるかが重要です。
その想いを伝えるのに、重要な8つの要素を今回はお伝えします。
せひ今後で一度DMの効果を再認識してみてはいかがでしょうか？
「集客＝新規顧客の開拓」という考えは勘違い。
新規集客には既存顧客で売上を上げる4倍～5倍以上の、”力”と”時間”を投入しなければいけません。
新規オープニング時には絶対に必要な新規集客ですが、ある程度既存顧客がいる状態であれば、実は既存のお客様を大事にするほうが、次回の来店の見込み客となり、一番効果があるのです。
既存のお客様を大事にする集客方法の一つとして、DM（ダイレクトメール）があります。
特定のお客様にアピールできるので、有効活用すればあなたのお店の集客を必ず増やしてくれるはずです。
そこでお客様”サロンの想い”を伝えられる、DMの書き方をまとめてみました。
【01】手書きで書く
手書きの手紙やハガキってもらうと気持ちがいいものです。
印刷のDMは、読まずに捨てることに抵抗がありませんが、直筆のものは、簡単には捨てられません。
印刷文字が、直筆の手書き文字に変わると、そこに個人と個人のパーソナルな関係性が高まるのです。
たんなる”ショップのDM”から、”美容師〇〇さんからの手紙”に変化するのです。
【02】文字は丁寧に書きましょう
手書きでも、雑に書かれた文字はDMの効果を薄めるだけでなく、期待度・好感度を下げてしまいます。
たとえ文字に自信がなくても、丁寧に書く。
それだけで、自分の為に手間をかけてくれたこと、大事にされていることが嬉しいのです。
【03】ありがとうの気持ちを伝える
もちろん、来店促進が目的ですが、はがきの内容が営業色が濃くなってはいけません。
このご縁に感謝するという気持ちを伝えることが大事です。
あまり堅い文章にならないよう、知人に送るような感じの文章が良いでしょう。
【04】長文を書いてはいけない
長文のメッセージは、読むのが大変で、受け取った側の負担になってしまいます。
メッセージはできるだけ短くし、文章よりも挿絵や切手などに気を使うようにしましょう。
【05】”あなただけ！”の特別感を提供
メッセージの中に、お客様の名前を複数回入れて「あなたにだけ」を強調しましょう。
また、主婦には「昼間のハンドマッサージ無料」。会社員であれば「平日夜にヘッドスパを半額に」など、ターゲットそれぞれに合ったオファー（値引き・プレゼント・クーポン・イベント)を提供すると良いでしょう。
【06】来店時の話題に触れる
お客様が実際に購入された商品と、接客時の話を用いることで、「自分のことを覚えてくれている」という特別感が生まれます。
このような接客は、普段からお客様とコミュニケーションを取れている店員でないと難しいものです。
ハードルが高いように感じますが、顧客リスト等にメモをしておくなどルーティン化すると、次回ご来店の際にも会話がはずみ、お客様も親しみを感じてくれることでしょう。
【07】お客様の年代、性別によって書き方を変える
年配のお客様には文字を大きく太く書く、同世代のお客様にはあまり堅苦しくないようにするなど、お客様の読みやすい文章を心がけましょう。
【08】年賀状ではなく、クリスマスカードが効果的
季節のハガキで代表的なものといえば年賀状。でもその年賀状、お客様の手元に届いたところで、他の年賀状に埋もれてしまうのが現状です。一方クリスマスらしいイラストや写真が印刷されているカードは、玄関や部屋に飾ることもできるので、大変喜ばれるハガキです。
DMを制するものは経営を制す
いかがでしたか？
DMはただの販促手段ではなく、最強のセールスマンなのです。
お客様の懐に入りやすく、セールスメッセージを正確に発信でき、他の広告よりはるかに安い。
大切なことは心をこめて書くこと。。気持ちを温もりのある手書き文字に乗せて伝えてみてはいかがでしょうか。
きっとより豊かな温かみのあるコミュニケーションになるはずです。
